キンコンチャイム

某AE86のキンコンチャイムをハスラーに取り付けました。

キンコンチャイム本体はヤフオクにてAE86実車から取り外したものを落札。
AE86 キンコンチャイム 当時物 レビン トレノ

これ単体では車速に応じて鳴らすことができないので、車速を検知するリレースイッチのキットを購入。
12V用車速スイッチキット

更に、キンコンチャイムは電源ONで「キンッるんるん (音符)」電源OFFで「コンッるんるん (音符)」なので、ON/OFFの信号を繰り返し送る回路を間に入れないといけません。

グーグル先生に尋ねたところ、既成のウィンカーリレー回路などが使えるような情報もあったのですが、いまいちよくわからず値段も微妙に高いので、同じくグーグル先生から得た情報の発信回路を自作するプランを採用しました。

私は一応、工業高校電子化を卒業していますが、自力で回路を設計する技術は持ち合わせていないため、グーグル先生情報で得た回路図を元に見様見真似で回路を作成しました。(ニイガタLJ700様えるにーにょ帝様

電子パーツは秋月電子にて購入
・半固定ボリューム(100kΩ)3362P-1-104LF ×2(¥40×2=¥80)
・電解コンデンサー 100μF 50V85℃ ルビコンPK(¥20)
タイマーIC NE555P(¥30)
・.カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗)1/2W 1kΩ(100本入¥100)
・汎用整流用ダイオード 1000V1A 1N4007-B(20本入¥100)
・片面ユニバーサル基板(ブレッドボード配線パターンタイプ)Dタイプ(¥40)
・ICソケット(8P)(¥10)
※基盤、ICソケットは参号機作成時のものです。


写真が残っていないのでwササっと回路を作成し(苦労したけど・・・たらーっ (汗))とりあえず発信回路の動作確認完了exclamation

ところで、車速スイッチキットには2チャンネルのリレースイッチが備わっています。(2種類の速度を設定してON/OFFできる)
1チャンネルをキンコンチャイムに使用するとして、余った1チャンネルの活用法を考えた結果、以前取り付けたナイトライダーボイスインジケーターの上部にプッシュスイッチを押すとK.I.T.T.が喋るギミックがあるのですが、信号待ちや渋滞中以外はK.I.T.T.は無言で寂しかったので、線を引っ張ってきてリレースイッチにつなげることにしました。

車速スイッチキットへ入力する車速の信号は、カーナビへ入っている信号線から取るのが定石のようなので、間にコネクターをかまして分岐しましたが、直接分岐させても良かったかも・・・あせあせ (飛び散る汗)

エーモン AODEA 車速配線カプラー トヨタ/スズキ車用(5ピン) 2085
ENDY 純正車速センサーコネクター トヨタ/ダイハツ/スズキ車用(5ピン)

キンコンチャイム本体は、パネル裏(ODB2コネクタの上あたり)にあった穴に、ホームセンターで購入した汎用ステンレス板(?)をかまして吊り下げてます。

車速スイッチキットや発信回路は、純正マットにあるケーブルを通すことを前提とされたくぼみ(?)から配線を通し、運転席シートの下に設置しました。

と、いうことで、配線も済んだことなので実走して動作確認。


若干キンコン間隔がイメージと違いますが、回路のボリューム(可変抵抗器)で調整できるので実験成功ですグッド (上向き矢印) K.I.T.T.も喋ってまするんるん (音符)
※K.I.T.T.は30km/h、キンコンは60km/hで鳴るように設定しています。

と思っていたら、しばらくしてキンコンが鳴らなくなってしまい、発信回路を確認したらタイマーICが割れていましたあせあせ (飛び散る汗)

裏面。かなり強引な感じですたらーっ (汗)

初号機は何も考えずに全てのパーツを基盤に直接はんだ付けしてしまったのでICの交換もできず、新たに回路を作り直すことにしました。

しかし、自作回路に対して少々不信感を抱いてしまったため、代わりになるものを探した結果、市販の発信回路キット(マルチ周波数オシレータキット)があったので試してみましたが、イメージ通りにキンコン鳴ならなかったので没になりました。(弐号機)

と、いうことで気を取り直して参号機を新たに作成しました。
参号機は初号機の反省を踏まえ、ブレッドボードを使い、より美しく配線できるように設計しました。

動作確認。キンコンチャイムは車から外すのがめんどくさかったので、LED付きスイッチで代用。スイッチONでLEDが点滅しているので発信されています。

動作確認が取れたので、ブレットボードの回路と全く同じ構成で基盤を作ります。使用する基盤もブレッドボード配線パターンタイプで縦のラインが繋がっています。

ブレッドボードで作った回路と同じ構成となるように基盤に印をつけました。

印した通りにパーツを配置、はんだ付けして完成!今回はICが割れても交換できるようにICソケットを使用しています冷や汗 (顔)

回路が完成したので、キンコンチャイムとつなげて動作確認。
奥に見えるのは弐号機です。

ちなみに、回路から出ている線の先についているコネクタは以下のものを使用しています。
ニチフ 圧接形中継コネクタ セミシェップ 20個入り NDC-2824(水色/白)
ニチフ 圧接形中継コネクタ セミシェップ 20個入り NDC-2420(黄色/黒)
エーモン 接続コネクター 10セット(20個入) 2825(黄色/黒)
適合電線サイズが、水色/白は0.08m㎡~0.2m㎡、黄色/黒は0.2m㎡~0.5m㎡で、自分は知らずに購入してしまいましたが何とかなりましたあせあせ (飛び散る汗)
ニチフさんの方はプラケース入りで、大きさがちょうどよかったので発信回路のケースとして使っていますグッド (上向き矢印)

発信回路が無事に完成したので、車速スイッチキット用のスイッチ周りを作成しました。

車速スイッチキットは、走行中に設定用配線(2チャンネル別)をアースにつなげることで、その時点での速度をリレースイッチ作動速度として記録するので、その配線をスイッチ化しました。

最初は2チャンネル別に主電源&設定用プッシュボタンを作っていたのですが、車のパネルに余剰スペースがなかったので、できるだけコンパクトに、ということで車速スイッチキットの主電源スイッチを一つ、また、なんとなく購入して使い道のなかった切り替えスイッチ(I/ニュートラル/II)が余っていたので、それで車速設定用のプッシュボタンを切り替えられるようにしました。

LEDポジション ON/OFFスイッチ 【スズキ/マツダ車用 橙 電源マーク入り】
エーモン プッシュスイッチ PUSH-ON(自動もどり) 1575
EL036-角型汎用3極スイッチ レッド 5個セット-639363

ABS樹脂版で作った枠にはめ込みました。

メーカーオプションナビではなく、エアコンパネル下の助手席シートヒータースイッチ横が開いていたので、そこに格納して完成ぴかぴか (新しい)

ちなみに、ボイスインジケーターは、エアコンパネル前に設置した台が邪魔くさく感じてきて、エアコン吹出口に設置するタイプのスマホホルダーにピッタリ収まったので、最終的にこの位置に収まりました。

TaoTronics スマートフォン車載用ホルダー 横幅調節可 360度回転可 カーマウント TT-SH06

コメント

  1. 山田林檎 より:

    キンコンチャイムの発振ユニットを参考にさせていただきたいのですが、ど素人ですので、ジャンパーの配線が分かりません。
    裏面どうなっていますか?

    • Bicke Bicke より:

      最近全く更新してなくてコメントに気づきませんでした、申し訳ございません。
      今更遅いかもしれませんが一応確認してきました。
      記事にも書いてあるとおり、裏面の経緯が繋がっている基盤なので、ジャンパー線は特に設けていなかったようです。

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